猫は人間の子供が大嫌い!?その理由と解決方法をアドバイスしちゃいます
はじめに
猫は人間の子供が嫌い?というのはよく聞かれます。
実際に小さな子供が遊びに来ると隠れてしまう猫も多いようです。
ここではなぜ猫が人間の子供が嫌いになってしまうのかについて解説し、逆に嫌われない方法を検証します。
猫の本能
飼い猫といっても猫はもともと野生で一匹で自分の身を守りながら餌を取って生きていた動物です。
そのため野生時代の遺伝子の記憶と身を守る本能から、自分の身に危害を加えるのではないかと思って人間の子供を嫌う猫が多いと言われています。
猫が嫌いな事
猫は聴覚が非常に発達しているので音に敏感です。
人間の子供は急に大きな声を出したり、物音を立てたりしますので、猫はびっくりしてしまい苦手意識を持ってしまいます。
猫によっては部屋に入ってくる前からドタドタ歩いている子供の足音で察知して隠れてしまいます。
猫は自分から構って欲しい時以外は、のんびりマイペースで過ごしたい性格なので、「猫ちゃんかわいい〜。」と言って追い掛け回したり、寝ているところを起こされるのは嫌なものです。
予想外の行動も、毎日のんびり過ごしたい猫にとっては厄介です。
急に尻尾を掴まれたり、強い力で撫でられたりするのはやっぱり嫌なので一度そういう目に合うと猫はますます人間の子供が嫌いになります。
人間の子供が猫に好かれるためには?
上記の理由から、猫が人間の子供の一般的な行動が苦手なのは本能なので、いくら子供が猫をかわいいと思って構っていると言っても、猫側にそれを我慢してもらうのは難しいです。
ある程度大きな子供であれば、上記の猫の性格を教えて、猫好みの接し方をしてもらえば仲良くなるのは簡単です。
猫のいる家に遊びに行く前にあらかじめ猫に気に入られる接し方を教えてあげましょう。
では、もっと小さい子供の場合はどうすばいいでしょうか?
こればかりは大人が対面のさせかたを工夫する他なさそうです。
最初は別々の部屋で過ごして、猫のほうから興味を持って寄ってきたときに短時間一緒に過ごしてもらう、猫の方からだけ子供を予め観察して対面する心の準備をしてもらう、猫が嫌がってるようならすぐに猫が非難できる用意をしておく等のアイデアは多少は効果があると思います。
おわりに
とは言っても、猫が人間の子供を嫌いになってしまうのはある程度本能なので致し方ないと思います。
人間の子供も成長するにしたがって猫の性格をわかってくるし、猫も「やれやれ、やっと大人になってくれたか。」みたいに次第に警戒心を解いてくれるでしょう。
猫も子供が好いてくれているのはわかっているけど、本能でどうしても苦手、といった感じだと思いますので、あまり深刻に考えずに大人は暖かく見守りましょう。